門外不出モラトリアムとは?
“コロナ自粛がもしあと4年続いたら、、”という設定の、大学4年間をリモートで過ごした人物を描いた演劇。
時代設定は現在より4年後の2024年。
劇団ノーミーツの公演。
私は劇団ノーミーツさんのTwiter上での動画しか見たことがないですが、下記動画が有名ですね。
オンラインイベントは最近非常に盛んになってきていて、これからも一部残るものと思います。
私も本日公演を見ることにしたので、詳しい感想は後ほど。
特典付きチケットは即完売したようで、一般公演はまだ購入可能です。
※私は当日購入しました。
一般チケット:2500円
5月24日
オンラインイベントでこの価格は高い、という意見もあるかもしれませんが、
ZOOMによるイベントのため、全員生演技です。
それが必要不要かはおいておいて、ZOOMならではの臨場感があるのもまた事実です。
全く別のオンラインイベント、”泊まれる演劇”に至っては、前回も購入に非常に苦労しましたが、
5月23日のチケット販売でおそらく5分程度ですべてのチケット完売してました。
それを考えると、ここらへんのチケット価格についてはこれからの動きが見ものではないかと思います。
今本当にものすごい速さでチケット完売になっていて私自身もびっくりしています。
これには単純に2つ理由があります。
・浮いているユーザ層がお金を使う先がないから(価格がリアルイベントより安いから)
・目の肥えたユーザ層が今オンラインイベントが本当に楽しいかどうか査定してるから
後者はものすごい怖い話ですが、オンラインイベントになると席数が無限になるので、本当にトップオンラインイベンターと中堅層とは相当な差がつきそうですね。
ちなみに門外不出モラトリアムはメインキャスト以外、すべてZOOMのオーディションで選抜した人員とのこと。
コロナで様々な劇場が封鎖されている中、こういった仕事が生まれている、というのはやはり面白い。
演劇を”観る”側の人としてもおそらく、お金を使う先が減ったのは確実でしょうから、今浮いている演劇市場で動いていたユーザにいかにリーチしていくか。
会場でもある意味密集して、閉鎖空間ということで得られる没頭感もありますが、私としてはイベントを自宅から見ることができる(場合によっては演じられる)というのはメリットも多いですね。
今まではありえなかった23時公演とかもあるので、平日にも集客が可能になるという意味では、コロナ終息後もオンライン演劇は一定数残るのはほぼほぼ確実だと思います。
好きな人は夜中だろうと見たいですしね。
そのうち実際にオンラインチケット価格がリアルイベントと変わらなくなる時期も遅かれ速かれ来ると思います。
そうなれば今度はその資金をもとに、演劇する舞台を実際にリアルイベントと同じ場所や会場を借りたり、それこそAR、VRと組み合わせたり、アナログとデジタルの”掛け算”になる分、私としてはイベントのバージョンアップはされつつ、良いイベントもそのまま残っていくと非常に楽しい世の中になると思っています。
とはいえ、たまにはリアルイベントで見ることができる日を楽しみにしています。