みんな deえらぼー Bra★Bra FINAL FANTASYとは？
毎年行われているブラスバンドでFFの名曲を演奏してくれるイベント。
過去公演
Bra★Bra Final Fantasy2017 FFの名曲をブラスバンドで聴こう@【2017】上野/大宮
去年はさらにFF7限定の選曲でした。
BRA BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO 2018 FF VII -吹奏楽、ブラスバンドとオーケストラの違いは？@Bunkamuraオーチャードホール
2015年から開催しており、2019年で5年目のイベントです。
※以下ネタバレ記載します。
今回は演奏する曲目を会場にいる人の歓声の大きさで決めるという趣旨です。
今までの趣も、『参加者が楽器を持ってきて、演奏に参加できる』ということが大きな特徴でしたが、それに追加して、ついに曲自体も参加者が決められるし、演奏者も当日までわからない、というもの。
当然ある程度曲は絞られていますが、完全に毎回公演によって曲のセットリストが変わるという、かなり参加要素が大きいイベントになっていました。
元々観客参加イベント⇒イマーシブ(没入型)イベントを演奏で行うことができるというのはかなり面白いと思います。
決める方法は、観客の声の大きさです。
植松さんが曲のラインナップを1つずついう。
その後、観客全体の「ブラボー！」の声の大きさをマイクで拾い、数値が高いもの上位3つ（もしくは２つ）を
演奏してくれる。
曲を決める場面は前半2回、後半2回ありました。
2019年4月29日 東京昼公演 セットリスト
私が参加した2019年4月29日東京公演昼の回のセットリストはこちら。
東京昼公演無事終了いたしました！
本日みんなdeえらぼー！セットリストはこちらになります！
ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました！18:30からの夜公演もお楽しみに♫#bbff5 pic.twitter.com/3Qf9o0UHy1
— BRA★BRA FF公式 (@brabraff) April 29, 2019
2019年4月29日 東京夜公演 セットリスト
ちなみに同日夜の回は
東京夜公演、そして平成最後のBRA★BRAはこの様なセットリストになりました！
最後までブラボー！叫んでくれた皆様、ありがとうございます！令和初のBRA★BRAは5月6日です。
札幌でお会いしましょう！#bbff5 pic.twitter.com/Qjo3bgtbPG— BRA★BRA FF公式 (@brabraff) April 29, 2019
とだいぶやはり曲が違った様子でした。
これは本当に面白い手法で、ほかのクラシックイベントだと絶対味わえない楽しさだと思います。
曲を買って聞くだけならCDやYoutubeでいいと思いますが、これは現場に行けないと味わえない体験を提供してくれるかと。
Bra★Bra FINAL FANTASY 2019いってきました。
今回の参加で4回目のBra★Bra参加。
Bra★Bra FINAL FANTASYは、演奏以外にも、専用グッズが買えたり、アンケートを書いて(運が良ければ)読み上げてもらえるのが特徴。
今回は私と元吹奏楽部の相方の二人で参戦。
Hoku「毎年グッズを買うのに必死で、アンケート書き忘れるから、会場に早めに行ってアンケート書こ」
相方「14時からスタートだし、早めにいってご飯でもたべよか」
FFイベントはグッズ販売の人気から、長蛇の列が毎回できるため、会場の中は人であふれることが非常に多い。
過去の公演でグッズもある程度買い集めたので、今回はアンケートを書きたいと思い、早めに行くことに。
～移動～
Hoku「さすがに早く着きすぎたなー(14時公演開始なのに11時についた)、少し会場のほう見てみようか。
（ ＾ω＾）・・・ん？」
※会場前の様子
Hoku「なんだろ？ゴールデンウィークだし、前の公演なんかやってたのかな？」
相方「・・・あれみて」
Hoku「まじか。。。公演開始3時間前なんすけど」
スタッフ「今から並んだ方はグッズ先行販売に参加できない可能性がありますー！」
本来毎年、会場開演1時間前からグッズ販売されていたが、混雑回避のために11時～グッズ販売がされていたらしい。
結局列を観て心が折れたので、昼食後普通に来ることに変更。。
グッズ先行販売はグッズのみを買えるだけで、買った後は再度入場用の列に並びなおす必要があります。
※おそらく会場によってスタイルは違うと思います。
その後、早めに入場用列に並ぶことはできたため、普通にグッズも購入できました。
今回は植松さんとチョコボのキーホルダー購入。
その後アンケート回収ボックスを発見。
Hoku「・・・ん？もらったパンフレットの中にアンケートなくね？」
相方「ないね、スタッフさんに聞いてみよ」
Hoku「あ、すみません。」
スタッフ「はい」
Hoku「このアンケートBOXなんですけど、アンケート用紙ってどこにありますか？」
スタッフ「すみません。アンケートBOXはおいているだけで、アンケート自体は今回はないんです」
今回はアンケートはなかったようです。残念。。
あのコーナー結構好きなんですよねー
次回以降に期待。
アンケートがなくなった理由は後程わかるようになる。
公演開始
植松さんによる公演の説明開始。
植松さん
「今回の公演は事前に見ている人もいると思いますが、曲を皆さんに決めてもらいます」
Hoku「うん？投票で決まってるんじゃないんだ？」
相方「なんかパンフレットにメニュー入ってるよ」
山下まみさん
「要はレストランのように、ある程度のメニューの中からお客様にあった品物をお届けします」
植松さん
「それを決めるための装置がこちら。
曲名をまず私が読み上げます。
そのあとに、皆さんが聞きたい曲に対して一回だけ「ブラボー！」と叫んでもらいます。
その数値が高いものを選びます」
なるほど、曲の間ごとに、投票時間を入れてくるみたいです。
おそらくですが、これを入れてるためにアンケートのコーナーがなくなったのではないかな？と。
だってそこそこ時間かかりますからね。
2時間くらいの公演で4回も投票取るようなイメージです。
1回目の投票タイム
2019年4月29日の東京公演 昼の部はまずは6曲の中から人気上位3組の演奏。
Hoku
「俺は FFV メインテーマ、守るべきもの、Ami聞きたいなー」
相方
「私は、エアリスのテーマ、ティナのテーマ、Ami」
結果は、、、
山下まみさん
「FFVメインテーマ、ティナのテーマ、反乱軍のテーマでしたー」
植松さん
「エアリスが負けましたね。前回の大阪公演でも負けたのでエアリス2連敗。。」
相方
「Ami聞きたかったなー」
2回目の投票タイム
次は4曲の中上位2曲の演奏
Hoku
「オープニング～爆破ミッションと完全なるジェノバかな」
相方
「星降る峡谷とメインテーマ聞きたい」
結果は
山下まみさん
「オープニング～爆破ミッションと完全なるジェノバでした～」
植松さん
「メインテーマ敗れる。。」
Hoku
「希望通り」
相方
「（ #＾ω＾）・・・」
Hoku
「ところで、演奏終わるごとに、一人だけ指揮者から指名されて、立って拍手受けてる人ってなんなの？
めちゃくちゃがんばった的な？」
元吹奏楽部の相方
「ちがうわ。ソロだったひと」
3回目の投票
今度は上位1位のセット演奏のみ
Hoku「Cセットかな」
相方「Aが聞きたい。ザナルカンドにて」
今度は声の大きさではなく、ボディーパーカッションをして決めるとのことだが、決め方は独断とのこと。
会場では明らかにAセットのボディーパーカッションの音が一番大きく響き渡る。
結果は
相方
「( # ﾟДﾟ)・・・
明らかにAセットのほうが大きくない？」
Hoku
「いや、独断で決めるっていってたからしゃーない」
相方
「（ #＾ω＾）・・・」
最後の投票
4曲中上位2曲の演奏
Hoku
「なんでFF2のバトルなんだろ？
The Man with the Machine GunとForce Your Wayかな」
相方
「The Man with the Machine Gun聞ければ」
結果は
山下まみさん
「FFバトル2メドレーと The Man with the Machine Gunでした！」
植松さん
「神 誕生せず。。」
Hoku
「ああ、FF2メドレーじゃなくて、バトル2メドレーなのね」
公演後
植松さん
「今回のキーワードは神誕生せず、です」
植松さんのMCは毎回素敵です。
初めての人には結構インパクトあるのでは。
ぜひ会場で聞いてほしいですね。
印象に残ったセリフを紹介します。
植松さん
「少し意外というか、まだ今年の公演2回目ですがエアリスのテーマが立て続けに敗北。
人生思った通りにいかないってことですね」
「5年目ともなると、同じことをやっていても仕方ないので、投票形式にしました。
クラシックとかでも、直前まで引く曲が決まってないって前代未聞だと思うんですよね。
弾く方からすれば大変だとおもいますけど」
「私は昔ロックが好きでした。そのあとあるときに急にクラシックにはまり。
ここにきている人たちも含め、音楽といえばクラシックから、というイメージが強いと思いますが、ジャズから入ろうが、ロックから入ろうが、なんでもいいと思います。
時代は変わるので、いろいろな音楽を取り入れたり、そのジャンルしか聞かない、ではなく、いろんな音楽に触れてみてほしいですね」
ただ、音楽をやるだけではなく、別のこともやってみる。
人気投票が多い鉄板メドレーのみを毎回やるのではなく、毎回その場の会場の雰囲気に併せて曲を変える、っていうのはかなり面白い取り組みだと思います。
これこそ音楽界のイマーシブイベントかと。
どの業界でも、ほかのことをやっていると本業が伸びる、というのはよくあることだと思いますので、今回好きな曲ばかりが聞けるわけではなく、みんなと一緒に曲を決める体験は楽しめました。
ありがとうございます。
山下まみさんの最後のセリフの
「ご来店ありがとうございました」
が細部にわたって配慮してくれてるんだなーと思いました。
東京公演はまた5月19日に再度来るので、見逃した方もおすすめです。
毎回の傾向からすると、当日チケットも少しあるみたい。
事前にご確認ください。
FF7のリメイク発売日が2020年3月3日に決定
シエナウィンドオーケストラが演奏に噛んでいるとのことなので、ぜひ発売前にシエナさんの演奏を聞いて予習しておきましょう。
今後の公演
