ハーフパイプとは?
冬季五輪の競技のひとつ。
スノーボードを使ったアクロバットな技で点数を競う競技。
Xgamesでもスノーボードが行われている。
平野歩夢 VS ショーン・ホワイト
平野歩夢(19)はソチ五輪において、冬季五輪の日本最年少メダリスト(銀)になった。
スノーボードにおける最年少オリンピックメダリストとしてギネス世界記録認定。
兄:平野英樹もスノーボード選手。
平野歩夢は2017年に靱帯損傷の大怪我をしたが、2018年1月28日のXgames ASPENでは史上初の連続縦2回転+横4回転を決め金メダルに。
平昌五輪では、平野自身が憧れの選手である絶対王者:ショーン・ホワイト(31)と激突。
ショーンホワイトは、2006年、2010年の五輪金メダリスト。
2012年に平野同様に練習中に大怪我をし、入院。
平野自身も7歳でトリノ五輪でショーンホワイトを観て憧れ、その後ショーンホワイトと一緒に写真をとるなど以前から交流があり、
2013年のインタビュー時に「いつか倒せたらいいな」といっている。
平昌五輪ハーフパイプ決勝で、
平野は五輪史上初の大技、連続4回転成功で、暫定首位に立つ。
このまま平野の優勝かと思われたが、それを見たショーンホワイトが、
本人自身も初となる連続4回転を決める。
そして、ショーンホワイトが金メダルに。
この二人は五輪史上初の技を繰り出しての1位2位という、異次元の戦いでした。
しかし、スローで見ると結果的には平野歩夢の技のほうが得点が高いという声もありますが、これ自体は採点式のスポーツ競技自体では仕方のないものかもしれません。
大技を4つ繰り出した点は両者同様でしたが、平野歩夢は連続。
ショーンホワイトは難易度の低い技を間に挟んでスピードをキープしています。
また、ショーンホワイト自身は最後の滑りで「ブーツグラブ」というボードをつかんだフリをしています。(基本的にボードをつかまないと点数は低い)
そのミスは本人も気が付いてるが故の、終わった後のオーバーなガッツポーズではないかという話もあります。
とはいえ、審判も含めてスポーツだと私は個人的に思います。
それをすべて映像判定にしてしまうと、審判の威厳がなくなり、かつスポーツ競技における間も崩れ、現行ある良さ(悪さでもあるのは理解しています)が、消えてしまうのでこればかりは仕方ないものでしょう。
逆に言うと審判の状況による余剰判断も含めて誤審じゃないときに盛り上がっている部分もあると考えています。
話は逸れましたが、平野歩夢選手自身はまさしく超人です。
超人VS絶対王者の戦いでしたが、両選手とも素晴らしい滑りをありがとうございます。