チェイス!とは?
今回はサーカスを題材にした映画紹介です。
インド映画で、サーカス団長の主人公が身体能力を活かして、サーカス冷遇の時代からの銀行との攻防を中心に描かれている。
チェイス!というのはその名の通り、バイクチェイスやカーチェイスを中心にアクション中心の映画でもあります。
スタントマンによる超人的な走行技術が観れる、というのが私がこの映画を好きなポイントでもありますが、家族愛、ヒューマンドラマ、アクション、音楽ムービーといろんな要素が混ざりあってます。
チェイス!は、
両親を殺された復讐に燃える主人公が、腕利きの刑事二人を相手に様々なサーカス技を使いながら対決し、復讐に憑りつかれながらも、本当に大切なものを守ろうとするストーリである。
家族愛や、大切な人への愛を見失いやすい、現代人に向けたヒューマンアクションドラマともいえる。
非常にストーリーもよくできています。
インド映画は正直まだ日本ではあまり有名ではありません。
なんとなく、「とりあえずなんかあれば踊ってるイメージ」「ミュージカルのようなイメージ」という人が多いと思います。
私もその一人でした。
ただ、実際には
◆年間映画製作数
日本:約450本
アメリカ(ハリウッド):600~700本
インド:1,000本
と日本/アメリカの倍くらい映画が普及している激戦区。
そのためインド映画のクオリティは非常に高いです。
きっと、うまくいく / 3 idiots / 感想
同様のインド映画「きっと、うまくいく」という映画が日本では有名ですが、主役を演じるのは同じで、アミールカーン。
特に「きっと、うまくいく」は私の最もオススメしている映画のひとつです。
競争に憑りつかれた現代社会人が、合理化されすぎている友人たちの目を覚ましながら、人生にとって本当の幸せ、成功とは何かを探すストーリ。
急速に合理化されていく世の中に疲れた現代人に、何かを気づかせてくれる助けをするヒューマンドラマ。
私は洋画邦画含めても最も好きな映画はこれかもしれない。
この撮影当時、「きっと、うまくいく」では主演のアミールカーンは大学生役を演じておりますが、実際の年齢は40を超えていたとか。
この人は凄い演技力を持っている俳優の一人だと思います。
どことなく、トムハンクスに似ている気がする。。私だけかな。
彼はダンスが苦手ということですが、両映画における劇中のダンスのクオリティも素晴らしい。
インド映画のデメリットは上映時間が「長い」点。
今回紹介している両作品も180分くらいあります。。
が、全く長さを感じないくらい面白いです。
「どうせすぐ踊るんでしょ」という感覚でもいいので、ぜひ観てほしい作品です。
サーカスの話を観たいという人は「チェイス!」、インド映画を観てみたい!というひとは「きっと、うまくいく」をオススメします。
インド映画名:3 idiots (3バカ)
数学が発達している国としても有名ですが、先進国になる過程で技術者超優遇時代になりつつある、学生たちの苦悩を描いたヒューマンドラマ。
優遇と聞けば聞こえがいいですが、学生たちは逆にテストをクリアしないと人生が終わるという周囲のプレッシャーに明け暮れます。
これは私の高専時代と超リンクしたので、個人的に好きな部分もあるかもしれません。
学生たちは、徹夜してでもどうにか進級しようと努力します。
また、寮に籠りっきりで、勉強や研究に明け暮れる生活。
寮には先輩他たちからのイビリや嫌がらせも蔓延している。
(これも過去問を手に入れるのに必要な試練だったりするんですよね。。)
主演のアミールカーンが演じる学生はそんな中、インドの中でも超優秀な工学大学に入学する。
技術者が急速に増え、社会的に活躍する一方で、学生たちはプレッシャーに負け、学生の自殺大国になりつつあるインド。
そんな風潮に一石を投じるような風刺映画です。
チェイス!/感想
インド映画名:Dhoom3
サーカス団長が主役。彼がアミールカーン演じるサヒール
サヒールの幼少期に、サーカス団の継続をするためにサヒールの父親が銀行に融資をお願いするも、認められず。
サヒールの父はその事実を受け入れることができず、自殺。
幼かったサヒールにはその事実が受け入れられず、サーカスで鍛え上げた技を駆使しながら、大人になったのちに、銀行に復讐を考えるようになる。
その銀行強盗に使われているのがバイクで、バイクのチェイススタントが見ものであったり、銀行と警察との攻防が描かれた作品。
ただそれだけかと思いきや、中盤でのどんでん返し。
後半の展開はぜひ映画を観てほしい作品。
ダンガル きっと、つよくなる。/感想
吉田沙保里と伊調馨とも対戦。
実話の娘たちは日本人選手とも多く戦った。
が、吉田沙保里と伊調馨との闘いでは敗北はしている。