スターウォーズ シネマコンサート2019フォースの覚醒とは?
スクリーン上に映画が流れながら、フルオーケストラによる演奏で、映画中の曲演奏を生で聴くことができる。
以前にも多数の映画コンサートが開催されている。
きっとこれから開催されるだろうけど、グレイテストショーマンのコンサート来たら絶対行きたい。
今回の映画はスターウォーズの第7シリーズ フォースの覚醒。
映画タイトルを知らない人はいないであろう超名作。
1977年ジョージルーカスの構想をもとに映画化された。
曲自体も至る所で使われており、聞いたことがない人もいないのではないかと思います。
曲が流れるだけで連想される、というのは非常に強いですよね。
スターウォーズシリーズでもキャラクターの心理状況や、登場に併せて曲を使いだした表現というのもこの作品が初めてなのではないだろうか。
また、フォースという概念を新しく映画に持ち込み、SF映画がまだ認知されていないころに、SF自体をエンタメ化させた超人作品。
とはいえ、昔の作品でもあるので、まだ手をつけられていない、という人向けに簡単に解説を。
シリーズ
1977年 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
1980年 スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
1983年 スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
最初に公開されたものがエピソード4というのもかなり当時では異例の手法だったはず。
最初が4ということで、どれから見ればいいのか、という声もあがりそうだが、4から見てOKです。
1999年 スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
2002年 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
2005年 スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
4-5-6の次に1-2-3が公開。
2015年 スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)
2017年 スター・ウォーズ/最後のジェダイ(エピソード8)
2019年 スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)
なので、観る順番のオススメとしては
4-5-6-1-2-3-4-5-6-7-8
かな、と思います。
様々な設定が練られているので、2回目以降の気づきも多い作品。
最初はSF映画ということで、映像やアクションに魅了される。
飛行機シーンも登場して、チャンバラもある、という当時の男子はすべて魅了されたのではないかと思います。
今回の演奏自体はエピソード7のものではあったが、非常にオススメの公演なので、次回開催の折にはぜひ足を運ばれては。
スターウォーズの魅力 なぜ面白いのか?
スターウォーズ自体は、作品が長いだけあって、全く見たことがない人もいると思う。逆に熱狂的なファンがいるのも事実。
そのため、毎回賛否両論が起きる程、受け手の捉え方も違う。
スターウォーズが面白い理由としては、その時代では珍しかった「フォース」という設定。
フォースは決して魔法ではなく、設定としても作りこまれている。
次に、音楽と登場人物をリンクさせた点。
チャンバラ要素がアクションとして組み込まれている点。
飛行機の戦闘シーンが入る点。
政治的な背景設定が練られている点。
様々な要素があげられるが、やはりSFをエンタメ化した、というのが一番の理由な気がする。
どの要素を切り取っても一つの映画にできそうなものを、見事に物語の背景、事件、試練、挫折、成長すべての要素を満たしているからだと感じます。
ウォルトディズニーによる買収
2012年にディズニーがルーカスフィルム社を買収した。
その金額は3200億円。
シルクドゥソレイユが1800億だからその約2倍近い。。
が、正直、スターウォーズが生み出す利益を考えれば安いとされている。
評価は?
興行収入と評価が直結はしないが、スターウォーズフォースの覚醒は北米歴代1位、全世界歴代でも3位。
4-5-6-1-2-3は当初の構想に近しいものになっているそうだが、7-8に関しては主人公ルーク役のマーク・ハミルは「ルーカスの構想とは大きく異なる」としている。
9の展開により、7,8で疑問視されている点が解決に向かうのかは注目ではあるものの、それぞれの3部作が発表されるごとに、毎回賛否両論が巻き起こっている作品でもある。