Red Bull Air Raceとは?
Red Bullが主催している飛行機レース。
“空のF1”とも称される。
トーナメント形式のタイムアタックで競う。
高さを25m以下で飛行するため迫力抜群。
過去に日本でも千葉の幕張で毎年開催されており、2019年9月7日~8日に行われる予定です。
Red Bull Air Race 終了・廃止理由は?
予想以上に関心を引くことができなかったものが要因と記載あり、アナウンスとしてはまだ詳細不明ですが、非常に残念。。
Announcement:
Red Bull Air Race not to continue beyond the 2019 season https://t.co/LLcmn5HaZE pic.twitter.com/CYrYNldREx
— Red Bull Air Race (@Redbullairrace) May 29, 2019
日本で最後の開催日時は?Red Bull Air Race 2019
日時:2019年9月7日~9月8日
7日が予選で、8日が本選というイメージです。
2019年の残りのレースは、ロシア、ハンガリー、日本の3か所のようです。
2019年のシーズンは変則で日本大会の9月が最後のレースとなる。
Red Bull Air Raceの歴史
2003年 開始
2005年 10人のパイロットが参戦。選手の中心は元空軍パイロット等、実家に飛行場があるような選手が多い。
初代王者は、マイク・マンゴールド
2009年 日本人選手で初となる室屋選手が初参戦。結果は15機中14着。
しかし、室屋選手は手ごたえを感じており、ようやくスタート地点にたった、という思いだったそうです。
2010年 ポールボノムが優勝
2011年~2013年 未開催
2014年 次期選手育成の為に、マスタークラスのほかに、チャレンジャーカップが導入。
2015年 日本での開催は2015年から。(千葉 幕張)
室屋選手が最高タイムを出すが、ルール違反により失格
2016年 千葉開催のレースにて、室屋選手が日本人初優勝。
2017年 千葉大会で室屋選手が2連覇。その年の総合優勝も果たす。
2018年 千葉大会で室屋選手は失格。Round of 8で室屋選手に勝利したマットホール選手が優勝。
2019年 エアレースは2019年で最後になることが発表。
過去の開催では日本人選手も優勝
2016年幕張で開催のレースでは、日本人選手として初めて、室屋義秀選手が優勝。
2017年も室屋選手は千葉で2連覇し、レッドブルエアレースの年間総合優勝にも輝く。
こちらも日本人選手で初。
奇しくも、同じ2017年に初めて日本人でインディ500を優勝した佐藤琢磨選手と同じ、インディアナポリスでの優勝という偶然も重なった。
室屋選手はもともと、アクロバット飛行をやっており、途中でレース転校している。
ガンダムのパイロットや、紅の豚の世界観にあこがれ、旅客機のパイロットではなく、アクロバット飛行選手の道に。
1年のうち、11か月をアルバイト。
その貯金を残りの1か月の海外での飛行練習に使うという極振りの生活を行っていた。
他の選手たちは自宅に飛行場があったり、元空軍パイロットであり、この中で勝ち抜いていくのは想像を絶するものだったと思われる。
飛行機自体も友人から借金をして、3000万の期待をキャッシュで購入。(飛行機はローンが組めないため)
そんな室屋選手は2019年5月にもエアロバットショーをやるなどし、日本でも活躍している。
今回のレッドブルエアレース自体の中止は非常に残念ですが、今年の9月のレースを全力で応援に行きたいと思います。
千葉開催での室屋選手の戦績・レース結果は?
2015年では失格ながら最高タイム。
2016年、2017年は優勝。
2018年も優勝した相手にタイムでは勝ちつつ、オーバーGで失格。
オーバーGを望けば千葉での室屋選手は毎回最速クラスのタイムを叩いているので、5回目の開催である2019年9月も期待しましょう。
いつかエアレースが再開されるその日にまた室屋選手の飛行機が空を飛ぶことを信じて。
2019年ランキング情報 ※6月4日時点
1位 室屋義秀 28ポイント
2017年王者。
2位 マルティン・ソンカ 22ポイント
2018年王者。個人的に好きな選手。
3位 マイケルグーリアン 21ポイント
4位 ニコラス イワノフ 18ポイント
5位 マットホール 14ポイント
※2018年、室屋を千葉で破り優勝。
6位 フアンベラルデ 13ポイント
7位 ミカエルブラジョー 12ポイント
8位 カービーチャンブリス 11ポイント
2006年王者。累計10回優勝。
9位 ピートマクロード 5ポイント
10位 ペトルコプシュタイン 4ポイント
11位 マティアスドルダラー 3ポイント
2016年王者
12位 フランソワ・ルボット 2ポイント
13位 ベンマーフィー 1ポイント
14位 クリスチャンボルトン 0ポイント
チケット情報
一般発売は6月8日12時~
一般エリア(単日 予選)
8,000円
大人1名につき小学生以下1名、入場無料。
カメラマンエリア(単日 予選)
10,000円
グループチケット(単日 予選)
4名で24,000円
大人1名につき小学生以下1名、入場無料。
一般エリア(単日 決勝)
12,000円
大人1名につき小学生以下1名、入場無料。
グループチケット(単日 決勝)
4名で40,000円
大人1名につき小学生以下1名、入場無料。
ファミリーエリア(2日券)
4名で20,000円
しかも2日通して観ることができる。
大人1名につき未就学児童1名(6歳未満)入場無料。
値段は最もお手頃。
デメリットはコースエリアの端ということくらいか。
ただターンを近くで見ることができるでそれぞれの好みによる。