DOSは新しいカードゲーム
UNOの登場から40年以上経っていますが、全世界で楽しまれているカードゲーム。その続編がDOSです。
UNOはスペイン語で数字の[1]、DOSは[2]を表します。
日本では2018年8月発売。
世界でも80か国で親しまれており、“UNO”といえば数字の意味合いよりカードゲームのほうが知られているというレベルの知名度があります。
それに対して新しく出たDOSは戦略性が色濃く、スピード感がUNOに比べて早いゲームです。
正直ルールは簡単ではないですが、この「2」という数字が主役という考え方をすると、カードゲームのイメージ、ルールが入ってきやすいです。
DOSとUNOの2つの大きな違い/カードゲーム/やり方・ルール
大きく分けて2つ違うポイントがあります。
DOSはその名の通り「2」をテーマにしているので、「2」に注目して変更点を解説します。
1:センターカード(山札)が2枚常に出ている。
山札から出すカードがUNOの場合1枚だけですが、DOSの場合は山札から2枚出します。
2:最後のDOSという掛け声は最後の2枚で行う。
UNOの場合は残り1枚で「UNO!」と掛け声しますが、DOSの場合は残り2枚になると「DOS」と掛け声します。
これが最初の関門で、慣れないとここをよく忘れてしまいますね。
特に持ちカードが増えるときに忘れがちです。
大きく言うとこの2点だけ理解していればイメージしやすいと思います。
実際のカード構成の2つの違い/ルール
1:ジョーカー代わりの#カード
数字が何でも出せる。
2:妨害カードが存在しない
UNOのようなリバースや、スキップ、ドロー2がない。
DOS独自の2つの特別ルール
DOSとUNOのカードの出し方の違い/カードゲーム/ルール
同じ色のカードというだけでは場に出せません。
例:緑の「1」が場に出ている場合は、同じ色ですが緑の「3」や「4」は出せません。
DOSでは手札のカードの足し算ができる/カードゲーム/ルール
場に出ている数字の合計と同じであれば手札から何枚でも同時に出すことができます。
例:場に出ているカードが緑の7の場合 黄色1+緑2+赤4といった状態で3枚同時に出せます。
DOSの2つのボーナスルール
1:シングルマッチ
カラーが同じで、数字も同じ場合に得られるボーナスです。
不要なカードを1枚捨てられます。
例:場に出ているのが緑の1、手札から緑の1を出す。
2:ダブルマッチ
足し算で2枚以上出した場合で、さらに色も同じ場合に得られるボーナスです。
不要なカードを1枚捨てられ、さらに相手プレイヤー全員にカードを1枚ずつ引かせることができます。
例:場に出ているのが緑の7、手札から緑の3と緑の4を出す。
ダブルマッチが妨害要素のひとつですね。
DOSはペナルティも2枚/カードゲーム/ルール
残り2枚での掛け声の「DOS」というものを言わなければ、山札から追加するペナルティも2枚引かないといけません。
※次の人に行動が移るまで、周りのメンバーが気が付いていなければルール適用はされません。
DOSの2つの簡単な戦略・勝ち方/カードゲーム/ルール
簡単な戦略としては2つあります。
1:数字が少ないカードを抱えておいて、足し算で一気にあがる。
2:数字が少ないカードを逆にここぞというときで相手より先に出して、1:の戦略を相手にさせない。
という2つの方法が初級の勝ち方となります。
あとはDOSでは上述の通り「2」のカードは特別な意味を持つため、「2」のカードは4色全部適用可能なワイルドカードになっています。
最初は慣れないルールで難しいと思いますが、数回やってみれば楽しめるカードゲームとなっています。
DOSは一気にカードが減るため、2ターンとか3ターンでケリが着く場合もあります。
そのため、戦略要素が大きく、スピード感がUNOに比べて早いゲームです。
ぜひご家族や修学旅行、ちょっとした誕生日プレゼントで楽しんでみてはいかがでしょうか。