- 1 シルクドゥソレイユとは?動物は出るのか?
- 2 シルクドゥソレイユの従業員数
- 3 シルクドゥソレイユとの出会い
- 4 日本に来た過去歴代のシルクドゥソレイユ公演
- 5 シルクドゥソレイユのふるさと
- 6 シルクドゥソレイユの舞台に呼ばれる人は?サクラはいるのか?
- 7 映画
- 8 シルクドゥソレイユ 演目例
- 9 シルクドゥソレイユ演目中に失敗はある?わざと?
- 10 シルクドゥソレイユにおける死亡事故
- 11 1984年
- 12 1987年
- 13 1990年
- 14 1992年
- 15 日本上陸
- 16 1995年
- 17 1996年
- 18 1997年
- 19 1998年
- 20 1999年
- 21 2000年
- 22 シルクドゥソレイユの身売り
- 23 世界で開催中の公演
- 24 終了しているシルクドゥソレイユ歴代公演
シルクドゥソレイユとは?動物は出るのか?
シルクドゥソレイユ —CMなどで名前を聞いたことはあるが、まだ観たことはないという人も多いのでは。
よくシルクドゥソレイユの話を周りにもしますが、
「動物出るんでしょ?」
「CMでよくやってるよねー」
という声をよく聞きます。
結論からいうとエンタメイベントを年間50公演は見ている私が最も好きなパフォーマンス集団です。
動物は出ません。
シルクドゥソレイユ自体は「劇団名」。
今日本でやっているキュリオスや、サルティンバンコ、キダム、アレグリアなどが「公演名」です。
そのため日本によく来ているイメージを持っている人が多いですが、基本的には同じ場所には3年に1回くらいしか着ておりません。
基本的に同じ場所で同公演はしません。
なので、私がシルクの中で最もオススメしているKoozaなどを見る場合は世界に追っていく必要があります。
まあ私が最も好きというか、世界で一番有名な「サーカス集団」という表現が正しいでしょう。
現状は大阪にてキュリオスが行われていますが、もう日本に来ることはないと思いますので今のうちに見たほうがいいです!
上述の通り、シルクドゥソレイユには動物は一切出ません。人間による肉体美がテーマ。
これは創設当初からのコンセプトになっています。
歌も生、演奏も生です。
シルクドゥソレイユの従業員数
4,000人程度(全世界)
シルクドゥソレイユとの出会い
私は中学生のときにはじめてサルティンバンコを見ました。
まさに超人たちの祭典。
それにしてもここまでのパフォーマンスをしているとは、本当に人間の限界は見えないです。
100mの短距離走とかでもドンドンタイムが縮んでますよね。
平均的な身体能力は昔の人より劣っているというのは聞きますが、アスリートたちはスポーツ科学によってどんどん進化している。
300年後とかには、100mの短距離走も6秒とか7秒で走るようになるんですかね?
日本に来た過去歴代のシルクドゥソレイユ公演
1992年 ファシナシオン
1994年 サルティンバンコ
1996年 アレグリア
2000年 サルティンバンコ
2003年 キダム
2004年 アレグリア2
2007年 ドラリオン
2008年 ZED
2009年 コルテオ
2010年 ルナレガーロ
2011年 クーザ
2013年 マイケルジャクソン・ザ・イモータルワールドツアー
2014年 オーヴォ
2016年 トーテム
2018年 キュリオス
シルクドゥソレイユのふるさと
カナダ ケベック州
ハリウッド映画のCGの60%はカナダで作られるほど、IT産業が盛ん。
タイタニックや、ジュラシックパーク、マトリックスなどのCGや、IMAXの映像もカナダ開発のものが多い。
シルクドゥソレイユの舞台に呼ばれる人は?サクラはいるのか?
結論から言うとサクラは公演によっては居ます。
Koozaでは観客の席が異常な高さまで競りあがるコミックアクトみたいな演目があるのだが、アレも席が競りあがるおばちゃんは同じサクラの人だった。
まあ落ちたら危ないもんね。
シルクドゥソレイユは実際に観客席から選出される公演も多いですよ。※キュリオスもそう。
全部が全部サクラではないです。
映画
シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語
というタイトルの映画が2012年公開。
観に行きましたが、あまり面白くありません。
生で見るのが醍醐味なのである程度は仕方ないかな。
シルクドゥソレイユ 演目例
エアリアル
コントーション
バランシングオンチェア
ロシアンクレードル
ローラボーラ
エアリアルストラップ
ヨーヨー
バンキン
ホイールオブデス
ユニサイクル(一輪車)
ハンドトゥハンド
フープダンサー
ジャグリング
ローラースケート
ディアボロ
ハンドバランシング
スラックワイヤ
ウォール
トランポリン
ティーターボード
シルクドゥソレイユ演目中に失敗はある?わざと?
当然失敗はあります。
ただ失敗をわざと一回してハラハラさせてから2回目を成功させるという演出も。
これもKoozaのホイールオブデスですね。
毎回同じタイミングで縄跳びが足に引っ掛かる。
そういった演技が混ざっており、本当の失敗のときも演技のように振舞うため、どれが失敗なのか演技なのか全くわからないくらい完璧に見えます。
シルクドゥソレイユにおける死亡事故
2009年 男性団員 稽古中に落下
2013年 女性パフォーマー ラスベガス「KA」公演中 ステージから落下
2016年 技術者 昇降装置に挟まれる。シルクドゥソレイユの演出家ジル・サルクロワの息子。
2018年 ヤン・アルノー(エアリアリスト)「VOLTA」公演中に落下
1984年
「シルクドゥソレイユ」という現劇団名と同名のショーを開催。
創設者:ギー・ラリベルテ
カナダ ケベック州ベサンポール発祥。
動物を使わない、サーカスアート。
大道芸人の集まりからできた組織とのこと。
動物を使わないのは当初から統一のコンセプト。
ちなみにギー・ラリベルテは宇宙旅行も行ったことがある一人。
カナダ人では初。
1987年
カナダ国内ツアーを終えたのちに、ロサンジェルスフェスティバルにへ向かうことに。
当時の経済状況は片道切符しか買えないほど切迫していたとのことですが、結果的には大盛況。
1990年
モントリオールにてNouvelle Experience公演
ロンドン、パリでWe Reinvent the Circus公演
1992年
ラスベガス、1998年にはフロリダ公演
日本上陸
1992年 ファシナシオンで日本上陸
1994年 サルティンバンコ上陸 原宿で6か月滞在
1996年 アレグリア 東京福岡の2都市で開催
1999年にサルティンバンコでアジアツアー
2008年 ZED 東京ディズニーリゾートで常設公演開始 ※現状は終了。
1993年
1995年
G7サミットで公演を行う。
サルティンバンコがヨーロッパへ
1996年
1997年
1998年
O(オー)がラスベガスで常設
La nouvaも常設へ
1999年
Dralion
Pomp Duck and Circumstance
映画版アレグリア
テレビ版キダム Cirque du soleil Presents Quidam
2000年
La nouva 、Mystere、 O、 アレグリア 4つの常設ショー。
ツアー公演:キダム サルティンバンコ ドラリオンの3つ。
合計7公演。
シルクドゥソレイユの身売り
シルクドゥソレイユが身売りするというニュースが2015年に流れました。
価格は約1,800億円。
私にもお金があれば買いたい。。!
当時、日本人で「個人」で買える人は14人くらいいたようです。(←ちゃっかり調べてる)
創業者のギー・ラリベルテの子供は引き継がないということで、実際に買い取ったのはアメリカの投資ファンドと、中国の投資家。
シルクドゥソレイユの従業員は全世界で4,000人程度と言われており、一般的な会社同様、福利厚生の見直しやリストラも行い、採算調整を行った。
実際になぜ、、という思いが強かったですが、世界公演拡大の計画の見立てが甘かったようです。
世界で開催中の公演
1993 Mystere
1998 O (Las Vegas)
2004 KA (Las Vegas)
2005 Corteo
2006 the Beatles LOVE
2007 Kooza
2009 Ovo
2013 Michael Jackson one
2014 Kurios
2014 JOYA
2016 LUZIA
2017 Crystal
2018 Bazzar
2019 Alegría: In a New Light
2019 X (The Land of Fantasy)
2019 Messi 10
2019 Twas The Night Before…
2021 Drawn to Life
2022 Mad Apple
2023 Echo
終了しているシルクドゥソレイユ歴代公演
1984 Cirque du soleil
1986 La Magie continue
1987 Cirque Reinvente
1990 Nouvelle Experience
1992 Fascination
1992 Saltimbanco
1994 Alegria
1996 Quidam
1997 Pomp Duck and Circumstance
1998 La Nouba
1999 Dralion
2002 Varekai
2003 Zumanity
2006 DELIRIUM
2007 Wintuk
2008 ZAIA
2008 ZED
2008 CRISS ANGEL Believe
2010 Banana Shpeel
2010 Viva ELVIS
2010 Totem
2011 Zarkana
2011 IRIS
2011 Michael Jackson: The Immortal World Tour
2012 Amaluna
2015 TORUK
2016 Criss Angel MINDFREAK LIVE!
2016 Paramour
2017 VOLTA
2017 Séptimo Día — No Descansaré
2019 Axel
2019 R.U.N
ちなみに、シルクドゥソレイユの人たちを見ていると、
「この人たちがオリンピック出たらいいんじゃない?」
と思うことがありますが、逆です。
元々オリンピックの銀メダリスト以下の人が多く所属している。
「技の危険度/アクロバティックの派手さ」こそ違えど、オリンピックの金メダルは「技の難易度」は上。
超人レベル過ぎて私たち一般人には違いがわかりませんが、東京オリンピックでぜひさらに上の次元の戦いを生で見てみたいものです。
というわけで私がオリンピックが好きな理由も原点はここ。
シルクドゥソレイユよりさらに上をいくパフォーマンスをしているのが世界の超人たちなのでしょう。