関西弁とは
Hoku「一口に関西弁っていうけど、そもそも関西弁、大阪弁、京都弁って3つに分かれると思ってる。」
友人「何が違うの?」
Hoku「例えば”来ない”っていう表現だけど
関西弁「こーへん」
京都弁「きーひん」
大阪弁「けーへん」
Hoku「これで大抵見極められる」
友人「正式なの?」
Hoku「独断と偏見の見分け方」
関西人は”相手が関西人かエセ関西人か”イントネーションで本当に見分けているか?
Hoku「正確に言うと”聞き分けているか”だけど、結論から言うと、イントネーションもあるけど、語尾の喋り方で完全に判断している」
友人「また偏見ですか。」
Hoku「関東の人たちで関西弁を真似している人はたいして気にしていないけど
「~だよ」
「~じゃん」
「~だけど」
は関西人は絶対に発しない」
友人「うそでしょ?」
Hoku「これはガチ。関西人は”だよ”と”じゃん”は産まれてから一回も発しないといっても過言ではない」
友人「じゃあなんていうの??」
Hoku「関西人は
×「~だよ」 →〇「~やん」
×「~じゃん」→〇「~やん」
×「~だけど」→〇「~やけど」
これをたった一語と言えど、言い間違えると関西人からは「あ?」って目で見られ、すぐバレる。
“イントネーションが違う”、ってよく言うけど、言葉尻を間違えることは関西人はあり得ないから、そこで見分けていることが多いと思う。」
友人「へえー」
Hoku「俺自身も東京に初めて来たときに、コンビニで喋っている東京の中学生が「~じゃん」って使っているの聞いて殴りかかろうかと思うくらいイライラした」
友人「( ^ω^)・・・」
Hoku「真面目に関西人はマジで”~じゃん”とか”~だよ”は一瞬空気止まる」
友人「てか、お前自身があんま最近関西弁じゃないよね」
Hoku「なんつーか、標準語が混ざってからは家族と敬語で喋っちゃう。標準語混じりで話すと、たまの実家の姉が怖い。殺気を感じる」
友人「( ^ω^)・・・」
関西弁の先輩敬語「でしょ」について
Hoku「関西弁を全国テレビで広めたのは「明石家さんま」らしいけど、関西人が東京に出て苦労することが一つある」
友人「次はなんだ」
Hoku「”~でしょ”は関西では先輩へ使う先輩敬語なんだよね」
友人「”でしょ”は完全にタメ口」
Hoku「敬語というと大袈裟だけど、とりあえずタメ口ではない。過去に一回関東で、
上司「それは~じゃないかな」
Hoku「それは違うでしょ!」(先輩敬語のつもり)
上司「( #^ω^)・・・!」
Hoku「・・・ん?」
Hoku「ってやりとりが何度かあった。関西では上司でも
上司「それは~ちゃうかな」
Hoku「それはちゃうでしょ!」
友人「逆に同僚のタメ口は?」
同僚「それは~ちゃう」
Hoku「それはちゃうやろ!」
Hoku「かな」
友人「なるほど、急にタメ口使ってた理由はそれか」
探偵ナイトスクープ 関西弁講座
Hoku「そういえば探偵ナイトスクープで昔関西弁講座ってあったんだよ。チャウチャウって犬の種類がいるでしょ?」
友人「うん」
探偵ナイトスクープ
「あの犬チャウチャウちゃう?」
「ちゃう、チャウチャウちゃうんちゃう?」
「ちゃう、チャウチャウやって」
「ちゃうちゃう、チャウチャウちゃうって」
標準語
「あの犬チャウチャウじゃない?」
「いや、チャウチャウじゃないんじゃない?」
「いや、チャウチャウだよ」
「いや、違うって、チャウチャウ違うって」
友人「訳がわからん」
Hoku「これは関西人ならほぼ知っているネタ。探偵ナイトスクープを知らない関東の人に簡単に言うとイメージは東京でいう月曜から夜更かしみたいな番組。歴史は探偵ナイトスクープのほうがかなり長いし、オススメ」