グレイテストショーマンとは?
P・T・バーナムという実際のサーカスの興業者の実話に基づいた映画。
ミュージカルも途中入るが、フルミュージカルではない。
グレイテストショーというのは、もともと「地上最大のショー」としてバーナムが自身のサーカスに対して実際に宣伝文句として謳っていた。
P・T・バーナムとは?
バーナム効果といって、誰にでも該当する曖昧なことをいって自分だけに当てはまる性格だと思い込ませる心理的な効果の語源となった人物でもあります。
リングリングサーカスの創設者。
そのリングリングサーカスは2017年に146年の歴史に幕を閉じました。
そのため自分にとってはタイムリーな映画でした。
リングリングサーカス自体は動物を使った公演のため、
経営が困難というのと、時代の流れで動物を使ったショーの魅力が薄れていっているのは事実でしょう。
グレイテストショーマンを観に行ってきました。
特に前情報なしで観に行ったのだが、確かに歌やミュージカルが素晴らしい。
サントラも買っちゃいました。
撮影前にヒュー・ジャックマンはガンの手術をしており、
医者からうたわないように、と言われていたようだが、
全くそんな気配を感じさせない素晴らしい歌いっぷり。
ストーリは超王道。
ヒュージャックマン扮するP・T・バーナムという、リングリングサーカスの興行者でもある実際の人物の人生になぞらえ、
苦節を共にしながら本当の幸せとは何かを考えさせられるストーリ。
以前の記事にも書いたが、サーカスの歴史を語る上で小人症の人物はつきもの。
今回も小人症の登場人物をはじめ、巨人、体重が極端に重い人、毛深い人、刺青男など様々な人物が登場する。
奇怪な集団ではあるものの、やがて大舞台に立ち、エリザベス女王にも謁見し徐々に認められるようになっていく。
ピエロは貴族の壁を越え、冗談を言っても許される位置づけがなされ、今の道化師、クラウン、ピエロといったキャラクターが形成されている。
個人的にはミュージカルというよりはサーカスの歴史として、それを作ったバーナムさんのストーリが垣間見え、非常に楽しかったです。
サウンドトラック
DVD
会場/チケット
観るならIMAXがオススメです。
IMAXは普通の映画館が小さく感じるくらい画面が大きく、映像だけではなく音も非常にいいです。
アクションやミュージカル系を見るならIMAX。
韓国ではほとんどの映画館がIMAXだとのことです。
日本はまだ少ないですが、徐々に増えていっていますね。